医師も失業?コロナは第5次産業革命の布石?今後日本は?
こんにちは!佐伯圭太です。
以下はDIAMONDオンラインの記事によるものだ。
現在、多くの病院が経営苦に陥っているそうだ。
日本病院会の調査によると、全体の約7割は赤字で、コロナ患者を受け入れた病院においては約8割が赤字となったらしい。
中には、月4億円前後だった診療報酬が約2千万円に減少した病院もあるらしい。
また先月、病院では全国初となる「コロナ関連倒産」が出たらしい。
今後病院はどうなるのか?
病院・医者が淘汰される?
以下はDIAMONDオンラインの記事によるものだ。
新型感染リスクを恐れた患者が病院を利用しなくなったため、病院がこれまでにない苦境に立たされている状況だ。
中には、コロナが終息しても患者は戻らないという意見もあるらしい。
その事から、ある医師は「患者が戻らないということは、いかに日頃から無駄な受診が多かったか」と指摘している。
たしかに、病院のサロン化など必要以上に受診しているケースは多いように思われる。
それに、元々都市部では勤務医に比べ開業医が供給過多の状態にあったらしい。現に「外来医師多数区域」というものがあるんだとか。
それゆえ、病院・医者の淘汰は、「まずこの区域から始まるのでは」と予想されているらしい。
供給過多と言えば歯医者なんかもそうだ。歯科診療所の数はコンビニの数よりも多いと言われている。
「歯科医師は儲かる」はすでに過去の話で、大多数の歯科医院は経営苦に追い込まれているらしい。
AIの進化で医者および医療スタッフは不要になる?
以下は東洋経済の記事によるものだ。
上の記事は2年前のものだが、AIやロボット技術で医師の仕事の8割程度は代替できると記述されている。
しかも、先入観や勘違いがないので、誤診がなく正確に診断できるといった利点があるらしい。
外科の分野では、「ダヴィンチ」と呼ばれる「手術支援ロボット」が幾つかの病院ですでに導入されている状況だ。
ある医師によると、「ロボット支援手術を導入していない病院は、今後厳しいのではないか」と。
また、医療スタッフについては、すでに世界で初めて新型コロナ感染が広まった武漢で、物流ロボット(食事や薬を運ぶ)が利用された。
これから、ロボットが医師をはじめ医療スタッフの仕事を奪っていくとなると、状況はさらに深刻化するのではないか。これは医療分野に限った話ではないが...。
まだ先の話だと思われていたが、もうソコまで迫ってきている状況だ。近年のAI技術の加速的な進歩をみると...。
まだ懸念材料は残るにしても、それは時間の問題だろう。
コロナは第5次産業革命の布石?
以下は東洋経済の記事によるものだ。
記事によると、「ITによる変革が第4次産業革命なら、コロナによる変革は第5次産業革命ではないか」と。
景気の見通しについては、失業率は過去最高水準まで上昇する可能性があるんだとか。
今後日本で開催予定の東京五輪や大阪万博、経済にはプラスに働いても雇用の拡大には結びつかないらしい。
それは「ロボットやAI技術の発展で人手は逆に余ってしまうから」と。