佐伯圭太の人生を楽しむブログ

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「ワクチン接種・マイクロチップ計画」とは?

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こんにちは!
佐伯圭太です。

新型コロナウイルスのワクチン開発に注目が集まる中、SNS上で"ある噂"が飛びかっている。

そのある噂とは「ビル・ゲイツ氏が新型コロナウイルスのワクチン接種を利用し、世界中の人々にマイクロチップを埋め込もうとしている」といったものだ。

今回の記事は、ビル・ゲイツ氏のワクチン接種・マイクロチップ計画について考察したいと思う。

「ワクチン・マイクロチップ計画」とは?

ID2020プロジェクトとは?

ビル・ゲイツ氏の数あるプロジェクトのひとつにID2020というプロジェクトがある。

参加企業には、マイクロソフト社、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ロックフェラー財団、国際連携団体GAVIアライアンス(ワクチン予防接種の世界同盟)などがある。

目的は、ID(出生登録)を持たない開発途上国の人々、難民にデジタルIDを付与することだ。

なぜなら、開発途上国の出生登録率は50%と低く、登録を行なってない人々は、教育、医療、社会保障など、国の重要なサービスを受けられないからだ。

ワクチン・デジタルID付与は開発途上国の幼児のみが対象?

以下はunisefの記事によるものだ。

報告書では、持続可能な開発目標(SDGs)にある「2030年までに、すべての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する」(目標16.9)を達成するためには、3カ国に1カ国(世界の5歳未満児人口の約3分の1を占める)が早急に状況を改善する必要があると指摘しています。以下略

2030年までにすべての人々に...とあるが「ワクチンやデジタルID 」のことについては、一切触れられていない。

すべての人々とは、世界中の人なのか。それとも開発途上国の人限定なのか。

だが、以下のID2020のHPによると、

medium.com

対象となるのは開発途上国の幼児で「ワクチン接種とともにデジタルIDを付与する」と書かれている。

開発途上国限定のようだ。

世界のデジタル事情

スウェーデン、ドイツ、アメリカでは、すでに数千人が体内にマイクロチップを埋め込んでいるらしい。その中でも特に多いのがスウェーデンだ。

以下はNewsweekの記事によるものだ。

手に埋め込んだマイクロチップを乗車券の代わりにして電車を利用し、手をかざしてオフィスの出入り口を解錠する----。
北欧スウェーデンでは、こんな近未来のような光景が現実になりつつある。以下略

スウェーデンでは、マイクロチップの体内埋め込み実験が2015年からスタートしているそうだ。現在、約3000人が皮下にマイクロチップを埋め込んでいるんだとか。

自販機で飲み物を買うとき、手をかざして買っている光景も珍しくないらしい。

デジタル国家として有名なエストニアでは、昨年5月に行政手続きを電子申請化する「デジタルファースト法」なるものが成立し、デジタル証明書アプリも導入されているんだとか。

同アプリは、日本でも導入されつつあるらしい。

ビル・ゲイツ氏の動向

ビルゲイツ氏は、今年の3月中旬にマイクロソフト社の取締役を退任し「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」に専念する事を明らかにした。

その時語ったのが「ワクチンなしに日常は戻らない」と。

そう語るビル・ゲイツ氏が代表を務める「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」は、多数のワクチン開発会社に投資を行なっている。

その中でも気になるのが「デジタルタトュー」 なるものを開発する技術会社だ。

以下はSience Alertの記事によるものだ。

www.google.co.jp

絆創膏のようなものを肌に貼るだけで、デジタルタトュー=デジタルIDを体内に埋め込むことができるそうだ。

また、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」は投資だけでなく、あらゆる機関への支援も行っている。

例えば、新型コロナウイルス感染者情報をいち早く発信する大学として有名になった「米国ジョンズ・ホプキンス大学」だ。

余談だが、昨年自民党に鞍替えした長島昭久議員の出身大学だ。何か繋がっているのだろうか。考えすぎか...。

新型コロナの影響で、世界各地でワクチン義務化の動きが強くなっているが、これを機にデジタルID(ワクチン接種による)を普及する狙いなのだろうか。

あとがき

昨年の6月、日本でも改正動物愛護法なるものが成立したらしい。犬や猫(ペットショップで売られる)へのマイクロチップ装着が義務化される予定があるんだとか。

この先、日本でも人間に対して、このような法案ができる日がくるのだろうか...。