佐伯圭太の人生を楽しむブログ

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首都直下型地震が来たらどのような被害が一番多いのか?またどのような対策を取るべきか。

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こんにちは!
佐伯圭太です。

最近、関東周辺で地震が相次いでいる。

特に目立つのは茨城・千葉の2県だ。震度1〜2くらいならまだしも震度4クラスの大きめの地震が頻発している。

以下はTwitterによる情報だ。

最近、たしかにM5(震度4)クラスの地震が多い。

多くの専門家が言ってるしな、3.11直前と酷似していると。

東日本大震災前に起きた"前震"を調べてみると9日にはM7.3、10日にはM6.8が発生している。余震については、いまだ続いているんだとか。

地震発生と同時に注意しなければならないのは津波もそうだ。

以下は週間現代の記事だ。

東京湾津波が発生

房総沖には、日本海溝伊豆・小笠原海溝、相模トラフという3つの海溝(プレートが沈み込んでできる溝)が集まる『三重会合点』と呼ばれる場所があります。このように3つの海溝が1点で接する場所は、世界で唯一です。

東日本大震災日本海溝で起こったことで、三重会合点の力のバランスを取るために他の2つの海溝が動き、その2つの海溝で地震が起こるリスクが高まっていると言えます。

さらに'12年には、伊豆小笠原海溝で300km、160kmに及ぶ2つの巨大な活断層が発見されました。ここでM9クラスの巨大地震が発生する可能性も充分ありえます

この房総沖で巨大地震が起きた場合、その被害は凄まじいものになるという。

東京湾に5~6mの津波が押し寄せる危険があります。東京湾は閉鎖的な空間のため、海水が逃げる場所がない。津波が来たら、湾岸の臨海工業地帯は壊滅的な被害を受け、3000基ともいわれる燃料タンクが破壊されます。大規模な火事が発生することは避けられません」(前出・濱嶌氏)

M9クラスといえば東日本大震災と同程度の地震だ。房総沖で発生したら相当やばいことになるってことか。

東日本大震災の時も、津波災害・原発災害と同時に地震火災が多かったと聞くし。

火災が起きたとき一番怖いのは風だ。

阪神大震災の時は、無風だったため焼死者は500人ほどだったが、大正期に起きた関東大震災の時は、風速が強かったため9万人の焼死者がでたらしいし。

以下はNHKのNEWSWEBの記事だ。

首都直下地震 被害想定 死者約2万3000人

冬の夕方、風が強い最悪の場合は、全壊または焼失する建物は61万棟に上り、このうち火災で焼失するのはおよそ41万2,000棟とされています。

死者はおよそ2万3,000人にのぼり、その7割にあたるおよそ1万6,000人は火災が原因で死亡するとされています。
けが人は12万3,000人、救助が必要な人は5万8,000人、避難者数は720万人に達すると想定されています。

電気や上下水道などのライフラインや交通への影響が長期化し、都心の一般道は激しい交通渋滞が数週間継続するほか、鉄道も1週間から1か月程度運転ができない状態が続くおそれがあるとしています。

対策で死者は10分の1に

一方で、想定では、建物を耐震化して、火災対策を徹底すれば死者は10分の1の2,300人に減らせると対策の効果も示されています。
首都の中枢機能については、政府機関を中心に耐震化や非常用電源などハード面の対策はとられているとしたものの、夜間や休日に地震が発生すると激しい交通渋滞などで通勤が困難になるため、要員を確保するなどの対策が必要だとしています。

想定で死者数は2万人以上か。その内7割は火災による被害だ。

やはり火災による被害が大きい。避難者数は720万人。埼玉県民がすべてが避難するようなもんだ。

避難場所はおそらく足りないだろう。

自治体で対策打ってるところもあるがコロナでそれどころじゃないだろう。国はちゃんと対策打ってるんだろうか。

個人でできることは何だろうか。

以下はyahooニュースの記事だ。

避難所に行けば新型コロナウイルスに感染するリスクは避けられない。しかし、自宅にいたら倒壊の危険性がある。考えたくはないが、どちらが生き延びる可能性が高いだろう? 感染リスクも甘くはない。なぜなら医療機関がすでに崩壊していることも考えなくてはいけない。しかし、本当に倒壊の危険性があるなら、余震も起き得ることから一刻も早く逃げた方がいい。

避難所に行かず、家からはとりあえず逃げると考えた人もいるかもしれない。食料や生活物資などが十分備蓄してあり、持ち出せる状態になっていればそれも1つの方法だろう。

家が倒壊する危険性については耐震基準を満たしているかどうかという点と、あとは地震直後の被災具合で判断するしかない。

しかし、自宅が倒壊する危険性がなければ避難所に行く必要はないし、家にいることが最も命を守る方法ということになる。そのためには、地震後も安全に暮らせるだけの備えは必要だ。すなわち、家具の転倒防止やガラスの飛散防止、さらに最低1週間程度の水や食料、トイレの確保、生活物資等を備蓄しておくことが重要になる。在宅勤務で家族全員が家にいれば食料も多く必要になるかもしれない。今から急に買い溜め、買い走りをすることはさけてほしいが、今一度、各家庭で備蓄を見直してみる必要がある。

避難所に入れたとしてもコロナによる3密のリスクが高い。

倒壊する恐れがなければ家が一番安心ってことか。家族はもちろんだが、親戚、友人、近所の人も心配だ。

地震・災害はないに越したことはない。だが万が一に備え最低限必要な物を準備しないとな。